2025.10.15

社員の日常

音と芸術と野菜(私)

先日はファディー店舗前イベントでアクアポニックスの販売をさせて頂きました。野菜の成長のタイミングや栽培できる量の問題もあり、少なかったですが野菜が売れました。ご協力いただきありがとうございます。少量ですが需要があることを確認でき嬉しく思います。

やってみたかった事、それは音楽フェスで働いてみる!という事で先日、伊丹で10年以上開催されている無料フェスにボランティアとして参加してみました。

神戸でおなじみのバンド、ガガガSPや、ラブサイケデリコ、四星球という無料フェスとしては大規模のフェスです。チケットのもぎりとドリンクの配布を行い、「音楽フェスのスタッフTシャツ」をゲットしました。

正直な話、朝は仕事より早く、観る方が好きなので、家を出るまで本当にやるかどうか悩みました。経験してみないと楽しいか楽しくないかわからず、わからない為にモヤモヤと後悔するかもと思ったので行動に移し、「経験した事がある」という事が一つ増えた一日でした。

そして今年は念願の「瀬戸内国際芸術祭2025」

3年に1度開催、瀬戸内海の島々で春夏秋と開催されるイベントです。

初めて行ったのは2013年、今から12年前。

「なんか一人旅できる男ってかっこええなぁ」

と思う男が見つけたのが「瀬戸内国際芸術祭」でした。 フェリーや高速艇に乗って旅してる感、非日常感、旅してる事に酔えそうな事は無い!という事で深夜のフェリーに乗って行き始めたことが最初でした。

車で岡山の宇野港まで行き、そこからフェリーに20分ほど乗り直島へ。

直島の港に着くと宇野港からは想像もつかないほどの人だかりです。そのほとんどが海外の方。日本語で喋っていると、「あーやっと日本語が聞けたわ」と、おばちゃんが話しかけてくるくらいには日本じゃないです。

今年オープンした安藤忠雄建築の「直島新美術館」と直島にある瀬戸芸作品などを観覧し、島の国立公園内にある「つつじ荘」という海沿いのモンゴル式テントに泊まり、自然を満喫しました。宿からは草間彌生の黄色いカボチャも見えます。

友人は芸術作品に興味が無かったのですが、たまに目に留まる作品や体感する作品があり、立ち止まって考えていました。見て楽しむ作品、アトラクションの用に体験する作品など様々です。

なんでこんなん作ったん?

なんでこんな発想?

(左はゆずのジャケットやルイヴィトンでも使われている村上隆の作品でお花のキャラクターは見た事ある人もいるんじゃないですしょうか?)

作品をみて自分の中で考えを深堀りしたり、大きな作品だと細部を見た後に、遠くから視野を広げると発見があったり、友人達がふざけながらもあーだこーだと、どや顔で話をしていました。

興味を惹かれるもの、惹かれないもの。

1度惹かれるものについて考えると、あまり惹かれないものにも少し考えを巡らせてみたり、何か発見があるかもしれないと色々な視点で見てみようと思うようになります。

知識や教養不足で発見できない事も多いですが・・・。

芸術作品では比較的簡単ですが、仕事や様々な出来事を一歩二歩後ろに下がって考える事を意識し、できるだけ多様な視点や角度で考える様に努めていると、何か楽しい事や意外な発見があるかもしれません。

意識しないと新しい体験、そこから派生する新しい視点はできない年齢になってきているので、凝り固まった考えの頭の固い老害にならないように気を付けようと思います。

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