事業紹介

M・Iソリューション事業

ガス事業

高品質の医療ガスを「24時間365日」のサポート体制で安心・安全に供給。医療用酸素においてはグループ会社の充填工場(神戸工場・龍野工場)で製造された、純度99.5%以上の高品質の酸素をご提供しております。
また、産業ガス・研究用ガスに用いられる多種多様な高圧ガスの選定・供給を行っており、会社・大学・研究所などのお客様のニーズに応じた最適な内容をご提案いたします。

主な取り扱いガス

医療ガス

日本薬局方酸素・局方外医薬品液体酸素・日本薬局方亜酸化窒素・日本薬局方炭酸・液体ヘリウム・液体窒素・EOG滅菌ガス・血液分析用ガス・空気・高純度窒素ガス (ドリル駆動用) 等

産業ガス・
研究用ガス

酸素・窒素・アルゴン・ヘリウム・炭酸・水素・アセチレン・標準ガス ・混合ガス・高純度ガス 等

食添用ガス

亜酸化窒素(エスプーマ用)

医療機器・各種ガス関連機器事業

医療ガス・産業ガス・研究用ガスの関連商品を幅広く取り扱っており、ガスの用途に応じて必要となる調整器・機器の選定や商品に関するご相談やお問い合わせに、きめ細やかにお応えしております。

主な取り扱い機器

医療用

酸素流量計・壁掛式吸引器 等

産業・研究用

圧力調整器・精密圧力調整器・ガス警報機・容器立・容器運搬車 等

一例)

医療ガスオンラインサービス

医療ガスを安全にお届けすることは、命に関わる重要な使命。そこで、医療機関様への供給において少しの異常も見逃さないため、ガスの状態をオンラインでリアルタイムに「24時間365日」管理。異常時の緊急出動体制を整えております。

医療ガス情報オンラインシステムについて

K・I・S(Kobe Sanso Group Information System)は、医療ガス監視端末器を医療機関様に設置し、ガスの状態が変化するとリアルタイムに電話回線で情報が送られてきます。 本社でその情報を受信し、警報音を発生させるとともに、医療機関様へもFAXで情報が送られます。

医療ガス・保安講習会

医療機関様において、医療ガス・医療ガス関連機器・医療ガス供給設備を正しく安全にお使いいただくために、保安講習会を開催しております。
内容は、医療ガスの種類と取り扱い方、医療機器の取り扱い方、医療設備の日常点検など。各医療機関様のご希望に合わせたプログラムをご用意し、プロジェクターなどにより実施いたします。
講習開催のご希望、内容のご要望、ご質問等については、お気軽にお問い合わせください。

講習内容(一例)

  • 医療ガスの種類・特性
  • 医療ガスの取り扱い方
  • 酸素流量計、吸引器の取り扱い方
  • 医療ガス設備の解説
  • 配管端末機の取り扱い方
  • 医療ガスの事故例 など

エンジニアリング事業

医療ガス供給設備の設計・施工・メンテナンス

医療ガス供給設備の企画・設計からメンテナンスまで、すべて一貫して行います。酸素・笑気・空気・窒素など各種医療用ガスの供給源の配置、そして手術室・ICU・病室・診察室等への配管、さらに供給や吸引を行う各アウトレットの設置へ。長年の経験、技術を生かし、医療機関様の効率的かつ円滑な医療活動を支える設備の構築、運用に向けて、懇切・丁寧に対応いたします。

医療ガス供給設備の保守点検

医政発0817第6号厚生労働省医政局長通知「医療ガスの安全管理について」の各指針に基づいて、 サンメディカルでは(財)医療関連サービス振興会の認定業者登録を行い、各医療機関の設備に適合した保守点検を実施しています。


  1. 保守点検専門技術員の確実な点検により、医療ガス、安全な設備をご使用いただけます。
  2. 応急処置からトラブルの原因究明・対策までお客様目線でサポートいたします。
  3. メーカー(エア・ウォーター防災株式会社様他)の直接指導による確かな技術力

メディカルケア事業

在宅酸素療法(HOT)

在宅酸素療法(HOT=Home Oxygen Therapy)は、ご自宅など病院以外の場所で酸素を吸入することにより、慢性呼吸不全患者様の酸素不足を改善する療法。ご家庭などで過ごせるためQOL(クオリティ・オブ・ライフ)の向上が期待できます。

主な取り扱い機器(酸素供給源)

酸素濃縮装置

空気を機器に取り込み、その空気から高濃度の酸素を作り出す医療機器です。
操作は簡単で、誰でも手軽に使用することが可能。
ただし、電源は家庭用コンセントを使用するため、停電になると機器が作動しなくなります。

液化酸素システム

マイナス183度の超低温液化酸素を気化させて供給するシステムです。
この「液化酸素システム」には、設置型とポータブル型の2種類があり、在宅時には設置型から直接酸素を供給し、外出時には設置型からポータブル型に液化酸素を補充して使用します。
「液化酸素」は、容量のわりに長時間の使用が可能。また、酸素ボンベに比べて軽量小型というメリットもあります。
しかしその一方で、使用していないときでも自然に蒸発してしまうというデメリットもあります。

携帯用酸素ボンベ

酸素を高圧で圧縮してボンベに詰めたものです。
携帯が容易で、主に外出時や緊急時に使用されます。
内容量が200リットル型と400リットル型があり、患者様のご希望で選んでいただけます。
また、効率よく酸素を供給するために、呼吸に合わせて酸素を供給する「呼吸同調式デマンドバルブ」もご用意しており、必要な患者様は主治医の先生とご相談ください。

睡眠時無呼吸症候群のCPAP療法

睡眠中に気道が閉塞し一晩に何度も呼吸が止まる病気(睡眠時無呼吸症候群=SAS)の治療法で、睡眠中の気道閉塞を防ぐために専用のマスクを鼻、あるいは口に装着し、機械から陽圧を送り込み気道を開きます。

在宅人工呼吸療法 HMV

在宅人工呼吸療法には、マスクを使用して換気する方法(NPPV)と、気管切開をして換気する方法(TPPV)があります。
以前は気管切開による気管切開式人工呼吸が主流でしたが、最近では患者様の負担を軽減するために、マスクを使用するNPPVが主流となっています。